神戸牛、但馬牛、淡路産たまねぎなど地元兵庫産から、各地の銘柄牛、
青森産ニンニクなど、その季節に一番美味しい素材を使っている。
「鉄板焼といえば、肉ばかりが注目されがちですが、あっさりとした野菜または魚介類があってこそ
肉が美味しく感じられます。素材のコントラストが大事。」
彩り鮮やかな前菜から、旬の鮮魚、メインの肉にいたるまで、
一皿一皿がお客様のペースにあわせて絶妙のタイミングで提供される。
ミートナイフとフォークを使って鉄板の上で素材を捌いていく。
「ただ素材を焼いて提供するだけではダメ。鉄板の上で一皿一皿を
作品として仕上げることが大事」
魚料理では相性の良いソースを鉄板の上で仕上げる。
鮮やかに焼き上がった伊勢海老などの甲殻類には、大葉と甲殻類の旨味が詰まったアメリケーヌバターを白ワインと混ぜ合わせ、濃厚なソースに。
ソースが分離しないことが一番のポイント。
肉との相性で不可欠な塩。鉄板焼「神戸グリル」では個性の違う
5種類の塩を常に用意している。
「例えば、フランス南部・カマルグの塩は、ミネラルたっぷりの塩で、美しい塩粒が極上の食感をうみ、肉の風味を際立たせてくれます。」
「私たちはあくまでも黒子です。お客様が主役で、シェフとサービススタッフの
ハーモニーでどれだけその時間を楽しんでいただけるか。
食べ終わった後にまた 来てみたい。そう思われるようなサービスを心がけています。
極上の素材と味、シェフのパフォーマンス、ホテル最上階からの絶景、と
三拍子そろったここ鉄板焼で非日常を味わってください」